こんにちは。4月は新しい年度のはじまりで、当社では新社会人の新入社員1名を迎え入れることができました。入社式の様子は社員さんのブログで掲載があるのでご覧ください。
さて、本日は新入社員の佐藤くんの新入社員研修を行いました。新入社員としては1名なので先輩社員や若手中途入社社員にも入ってもらい一緒に研修です。研修テーマは「経営理念」です。「経営理念とは何か?」というところから経営理念に込められた大切にしたい価値観や考え方を語らせてもらいました。
もっとも大事な根幹にあるのは「仕事を通じて成長して、幸せになりましょう」という経営の目的です。
——————————————————————————
ここで分かりやすく例え話です。船の航海に例えれば、会社は船です。そして経営理念は進むべき方向を示すもの。みんなで力を合わせてそれぞれの役割を全うし、経営理念の示す方向に進んでいくという船の旅になります。
ここで大事なのは会社はあくまで船という器です。経営で会社(船)の環境を整えることはできますが、船を進めるのは社員さんの力がなければ進みません。ですから会社が幸せを提供してくれるのではなく、「社員ひとりひとりが会社という船の上で力を合わせてよい働きをして、やりがいや充実感を感じながら幸せを実現していく」というのが、当社の経営理念の正しい解釈と考えています。
——————————————————————————
後半は、5つの行動基準についてグループワークを行ってもらいました。5つの行動基準は、常に意識をして欲しい考えや行動の規範となるもので、「誠実」、「情熱」、「協調」、「創意工夫」、「凡事徹底」の5つの項目で成り立っています。中身は難しい言葉は使っていません。故に言葉としてすぐ知識にはなります。これは行動基準を「知っている」という状態です。しかし、行動基準に沿った行動ができているかと問われるとどうでしょうか。みんな下を向いてしまいます、、
この「知っている」と「できている」の違いを理解してもらった上で、改めて5つの行動基準に沿った行動とはどういうものなのか?具体的に話し合ってもらいました。自分がこういう人だったら信頼できるな、尊敬できるな、と思う人をイメージしてもらうのが分かりやすいです。例えば、時間を守る、期限を守る、気持ちのよい挨拶ができる、相手の話を聞く、返事をする、素直に自分の非を認める、ありがとうを伝える、このようなことができる人は信頼できるのではないでしょうか?
これって子供のころに先生や親から言われ続けたような人としての正しい生き方を示すものばかりですよね、、意外と社会人になって、できている人の方が少ないのでは、、そう思っていしまいます。かくいう私もできているつもりになって、妻に叱られることも汗汗。注意してもらえるだけ有り難いですね。誰しも歳を取るにつれ、注意されることが減り、自分ができていないことに気付かなくなっていきます。
ですから、毎日、自分自身の行動を振り返り、良かったことと改善点を整理する「反省の時間」を設けることが大切になります。私も寝る前に必ず一日を振り返ります。そして次の日改善を意識して過ごします。ただ毎日を同じように過ごしていたら人は成長しません。新入社員の入社をきっかけに先輩社員も社会人として模範となる行動、成長し続ける背中を示せるよう努力を重ねていただきたいと思います。
少し難しい話に展開してしまいましたが、新入社員の佐藤くん、入社おめでとうございます!先輩社員とともに成長していきましょう!