ちょっとした気遣いサービス
明石くるまサポートの花島です。今日は当店の話ではないですが、私が日頃体験している気持ちの良いサービスのお店の話をしたいと思います。
私はよくコンビニを利用します。自宅の近所に歩いて3分圏内に2箇所、5分圏内だと4箇所もあります。そんな数あるコンビニの中で、特に1箇所の店をよく利用します。今のご時世、商品やスピードくじといった戦略はどこも大差ないくらいの戦いをしています。
そんな中、なぜ1店に拘るのか。特別気に入っている商品があるわけでもなく、お得なサービスを気に入っているわけでもなく、配置陳列が素晴らしいでもないです。そこにしか行きたくないといった感情が湧く、何気ないサービスが気に入っているのです。
こんな経験はないでしょうか。行きつけの喫茶店に入ると、「いつものでいい?」とか、理容、美容院に行って、「今日はどうする?」「いつものでいい?」常連ならではの会話、経験はございますでしょうか?
私が1店のコンビニを気に入っているのは、まさにこの部分です。私はたばこを吸うのですが、このコンビニに行くと、大抵のスタッフは私がレジに並ぶと、「今日は一つでいい?」といつもの銘柄のタバコが出てきます。更に店長になると(一番接客回数が多い)、購入頻度を知っている為か、レジに並ぶともうそこにはいつものタバコが1箱スタンバイされています。
私たちのお店と違い、名前や住所、購入リストが記録、又はお客様とそれらが紐付けされているわけではないのに、こういった対応が出来る。
ちょっとした「あなたのことを知っていますよ」アピールなのかもしれないが、大変うれしい感情が湧き出ます。
お金をかける物くれサービスや、快適スペースサービスも大切ですが、たった一言既存のお客様に「いつもありがとう」と伝わる言葉やサービスが自然にできる関係こそ、リピーター創りの本質と感じました。